●手入れ枝がよく茂り風通しが悪くなると、株が蒸れて葉が枯れあがってしまうことがあります。特に梅雨時期に起こりやすいので、梅雨前に一度、株全体の3分の1くらいを刈り込みましょう。冬前にも同様に刈り込みを行います。そうすることで春になってからよく芽が出るようになります乾燥気味の土壌を好みます。土の表面が完全に乾いてから与えるようにしましょう。ただ、植え付け直後は根付くまでの1ヶ月はたっぷりと与えるようにします。冬は生育がにぶるのでさらに水やりの回数を減らし、土の表面が乾いてから2日ほどまって、水を与えるようにすると良いでしょう。肥料は、植え付ける前に土にゆっくりと効く粒状の肥料を土の中に混ぜ込みます。その後、追肥として真夏をのぞいた3月〜11月まで液体肥料を与えるか、土の上に置くタイプの固形肥料を与えるようにします。あまり与えすぎると香りが弱くなりますので注意して下さい。●置き場所 丈夫な植物で日陰でも生育に問題はありませんが、日当たりがよく、風通しのよい場所の方が葉の色つやも良くなり元気に育ちます。耐寒性はあるので冬でも外で管理できますが、地植にしていると霜の被害で葉が真っ黒になってしまうことがあります。暖かくなると新しい芽が出てくるので特に問題はありませんが、あまりにもひどい場合はしきワラなどを使って防寒しましょう●用土鉢植えにする場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合が好ましいでしょう。庭植にする場合、酸性土壌を嫌うので、植え付ける2週間前に石灰を混ぜ込んで置いて酸性を中和するようにします。●植え替えタイムは根の生長が比較的早い植物なので、小さい鉢に植えているとすぐに鉢の中が根でいっぱいになり、根づまりをおこしてしまいます。鉢の底から根が伸び出してきたら植え替えの合図です。3月〜4月、9月〜10月が植え替えの適期です●収穫7月中旬には、草丈が20センチくらいに育ち、花を付けるようになります。葉を摘み取って使いますが、保存したい場合は、茎ごと14〜15センチ切り取って陰干しにします。葉がこまかくバラバラ落ちやすいので、紙袋をかぶせて吊るしておくといいでしょう。 |